黒豆せんべいのカロリーを2種類の味で比較!醤油味と塩味編

黒豆せんべいの写真

おせんべいのなかでも昔から高い人気を誇る黒豆せんべい。

こんがりとした黒豆の香ばしさとお米の甘味があわさって何とも言えない美味しさです。

一般的には、“醤油味”と“塩味”の2種類があります。

では、「どっちの方がカロリーが高いの?」といった疑問を解消できるように比較検証してみました。

今回は、岩塚製菓さんの人気商品で検証してみました!

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黒豆せんべいのカロリーについて

醤油味(左)とサラダ味(右):黒豆せんべい(撮影写真)
(左)醤油味、(右)塩味

黒豆を使ったおせんべいはたくさんありますが、ここでは実際に販売されている黒豆せんべいの数値を例にご紹介しています。

黒豆せんべいの1枚あたりのカロリーは68〜71キロカロリー。

  • 黒豆せんべい(醤油味)・・・68キロカロリー
  • 黒豆せんべい(塩 味)・・・71キロカロリー

栄養成分表示(1枚あたり)

カロリーは、たんぱく質・脂質・炭水化物の熱量の合計値です。糖質は炭水化物、塩分は食塩相当量でご確認ください。

項目醤油味塩味
エネルギー68kcal71kcal
たんぱく質2.2g2.3g
脂質2.9g2.6g
炭水化物8.7g10.0g
食塩相当量0.11g0.06g
参考商品:黒豆せんべい 岩塚製菓

黒豆せんべいの糖質について

正確には、糖質は炭水化物から食物繊維を差し引いた数値となります。しかし、おせんべいの主原料はお米となるため、大半は糖質が占めるため【糖質=炭水化物】として考えても問題ありません。

黒豆せんべいの糖質は8.7〜10.0g

  • 黒豆せんべい(醤油味)・・・8.7g
  • 黒豆せんべい(塩 味)・・・10.0g

黒豆せんべいの塩分について

一般的には「塩分」や「食塩相当量」と呼ばれることが多いですが、正確にはナトリウム(Na)の含有量になります。

黒豆せんべいの塩分は0.06〜0.11g

  • 黒豆せんべい(醤油味)・・・0.11g
  • 黒豆せんべい(塩 味)・・・0.06g

黒豆せんべいは、たくさんの種類が発売されています。大きさや厚み、味付けなどによって実際には商品ごとに数値は異なってきます。

実際には商品パッケージに記載されている栄養成分表示の数値を参考にしてみてください。

黒豆せんべいの栄養素と美味しさ

皿の上の黒豆(撮影写真)

黒豆は豊富な栄養素が魅力な素材。たんぱく質をはじめ食物繊維、ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。また、ポリフェノールや大豆サポニンなどを含み、健康食品としても注目されています。

さて、黒豆せんべいの美味しさの秘密ですが、“”と“アミノ酸”が合わさることで起こるメイラード反応(アミノカルボニル反応)があげられます。

黒豆には、たんぱく質が豊富に含まれています。それだけ、たくさんのアミノ酸が含まれているということにもなります。

お米の主成分はでんぷん(糖質)で、黒豆の主成分はたんぱく質(アミノ酸)。両者が一緒に焼き上げられることによって相乗効果が生まれていると考えることができます。

メイラード反応:糖 × アミノ酸

メイラード反応はまだまだ解明されていない不思議な現象ですが、茶色(褐色)になった物質を「メラノイジン」と呼び、美味しさの秘密とされています。

ちなみに、メイラード反応は常温でも起こるということで、醤油や味噌などの色の変化にも見られます。

こんがり色に隠された美味しさを、黒豆せんべいでも存分に楽しんでいただければ幸いです。

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ひとこと

お皿にのせた黒豆せんべい:数枚(イメージ画像)

黒豆せんべいは、あらかじめ生地に混ぜるため普通のおせんべいよりも一層焼き加減などに気を使う必要があります。

香ばしく、かつ美味しく仕上げるために温度調節や焼き方などで創意工夫が行われています。

栄養価においても、黒豆はたんぱく質が豊富、お米は炭水化物が豊富。栄養素を補い合う意味でも理にかなっている組み合わせのひとつ。

黒豆の産地も色々あり、せんべいの大きさや厚み、食感なども食べ比べて楽しんでいただければと思います。

※栄養成分の効能効果については個人差があります。
※写真やイラストはイメージです。