おかき・あられ・せんべいのカロリーが気になる方へ

おかき・あられ・せんべいの栄養素が気になる方へ|3大栄養素の働きについて

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おかき・あられ・せんべいにも栄養素は含まれているの?と子供たちに質問されることがあります。ちゃんと含まれていますよとお答えしています・・・。

「三大栄養素を制するものはカロリーを制す」と言われるように、これらの役割や働きを知ることで、おかき・あられ・せんべいを吟味してより楽しく食べることができるかもしれません。

エネルギー産生栄養素(三大栄養素)について

カロリーの要素となるたんぱく質、脂質、炭水化物は「エネルギー産生栄養素」と呼ばれる体に必要不可欠な大切な栄養素です。

エネルギー産生栄養素とは、体内で熱量を生み出すためのATP(*)を産生できることができる栄養素を指します。日本では一般的に「三大栄養素」という名で表現されることが多いです。

たんぱく質・脂質・炭水化物の吸収や働きを助けてくれるビタミンやミネラル、機能性成分とあわせてバランスよく食べることが大切とされています。

ここでは、おかき・あられ・せんべいのパッケージなどに記載されている栄養成分表示でお馴染みのたんぱく質・脂質・炭水化物に絞って解説をしています。

ちなみにお米が主原料のおかき・あられ・せんべいには、炭水化物の割合がもっとも多く、生命活動に必要なエネルギーの源として重要な役割を持ちます。

*ATP=アデノシン三リン酸

たんぱく質(Protein)について

たんぱく質は、体の約20%を占める生命活動を維持するための重要な栄養素です。コラーゲンやミオシン、ヘモグロビンなど、体を構成している筋肉や臓器、骨、皮膚、髪などのあらゆる細胞を作る成分として様々な生理機能に関わっています。

たんぱく質は、20種類のアミノ酸が結合して構成されています。アミノ酸のなかでも体内で合成されないため食べ物から摂取しなければならないものを「必須アミノ酸」と呼びます。必須アミノ酸は9種類です。

●必須アミノ酸
イソロイシン、ロイシン、リジン、含硫アミノ酸(メチオニン+シスチン)、芳香族アミノ酸(フェニルアラニン+チロシン)、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン

たんぱく質は、肉類や魚類、卵、牛乳、大豆などに多く含まれます。おかき・あられ・せんべいで使用される素材で必須アミノ酸を多く含むのが、黒大豆や納豆、焼き海苔などです。

黒大豆と黒豆おかきの写真たんぱく質とおかき・あられ・せんべいの関係|アミノ酸成分表でも比較

脂質(Lipid)について

脂質は、エネルギー源となる他に細胞膜などを構成する成分やホルモンなどをつくる材料となります。一部は体脂肪として非常用に備えて蓄えられます。

脂質の一部である中性脂肪の主成分はグリセリンと結びついている脂肪酸で、大きくわけると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分類されます。また、不飽和脂肪酸には、一価不飽和脂肪酸(オメガ9)多価不飽和脂肪酸(オメガ6、オメガ3)があります。

一般的におかき・あられ・せんべいに利用されているのは、酸化や熱に強い性質をもつ米油や菜種油、パーム油などの植物油脂です。

サラダ味は、基本的に植物油と食塩を使っています。また、揚げもち・揚げせんべいと呼ばれる類のものは、油で揚げているため通常の味付けよりはちょっと脂質量が多めになります。

脂質のアイキャッチ画像脂質(脂肪酸)の種類と効能効果について|オメガ6やオメガ3などの必須脂肪酸とは?

炭水化物(Carbohydrate )について

炭水化物は、食物繊維と糖質の合計値で表記されています。糖質は炭水化物から食物繊維の値を引いた数値となります。ただし、一般的なおかき・あられ・せんべいにおいては大方が糖質が占めているということで『炭水化物糖質』と捉えても差支えありません。あくまでも目安であり正確な数値ではありませんが、参考にするには良いかと思います。

炭水化物 = 糖質 + 食物繊維

糖質は、脳や神経系などの体にとって最も重要なエネルギー源です。糖質は体内に入るとブドウ糖に分解されて門脈を通って肝臓に運ばれ全身のエネルギー源として利用されます。一部はグリコーゲンとして肝臓や筋肉などに蓄えられます。

炭水化物の食事摂取基準の目標量は、成人の場合、1日のエネルギーに占める炭水化物の割合が50~65%とされています。そのため、過剰な摂取が続いてしまうと皮下脂肪などにも蓄えられるため肥満の原因に繋がります。

おかきの画像おかき・あられ・せんべいの糖質が気になる方へ|おすすめの食べ合わせ|炭水化物

まとめ

おかき・あられ・せんべいの種類や味付けによっては、三大栄養素の割合は異なってきます。それぞれの役割や働きは異なるため、目的に合わせて選ぶことも良いかもしれません。

たんぱく質・脂質・炭水化物はそれぞの消化酵素によって分解され吸収されます。そして体の必要な場所に必要な分だけ送られエネルギー源や体をつくる材料として利用されます。

三大栄養素の主な役割は大きく分けると3つです。

  • エネルギー源になる
  • 体の構成成分となる
  • 体の調子を整える

日頃からバランスの良い食生活や適度な運動で代謝を高めることによって、私もおかき・あられ・せんべいを食べながら健康を保てるように取り組んでいます。

ぜひ、お好みの品を見つけて有意義なティータイムをお過ごしいただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうざいました。当記事が何かのお役に立てれば幸いです。

参考 日本人の食事摂取基準(2020)厚生労働省 ●参考資料:日本人の食事摂取基準(2020 年版)厚生労働省
●参考資料:女子栄養大学出版部「七訂 食品成分表 2020 本表編」 (2020.2.20発行)
※栄養素の効能効果については個人差があります。
※写真やイラストはイメージです。