もち麦せんべいはダイエットには最適?気になるカロリーと効能効果について

コンビニやスーパーなどで、健康食として人気の『もち麦』を使ったおせんべいをよく見かけます。

ダイエット効果が期待されるもち麦入りのおせんべいなら「たくさん食べても大丈夫なの?」と思ってしまいそうです。

そこで、今回は山盛堂本舗さんの『もち麦せんべい』と岩塚製菓さんの『もち麦とごませんべい』の2つの商品を例に、気になるカロリーや糖質などの栄養成分を比較しながら簡単にまとめてみました。

もち麦の特徴と効能効果について

もち麦とは、大麦(barley)の一種ですが、日本でも古くからお米にも混ぜたりして食されてきました。

坂本寧男氏の『雑穀のきた道』(NHKブックス)によると西南アジアで栽培がはじまり、紀元前3000年頃にはヨーロッパから中国などの各地に伝播していたようです。日本には弥生時代に伝わったとされています。

大麦のタイプですが、お米にも“うるち米(ウルチ性)”と“もち米(モチ性)”があるように大麦にも両方のタイプがあります。もち麦は、モチ性タイプの大麦を指します。

大麦も澱粉(でんぷん)が主成分で、ウルチ性はアミロースとアミロペクチン、モチ性はほとんどがアミロペクチンから構成されています。

栄養成分として注目されているのは、水溶性食物繊維である『β‐グルカン』です。腸内環境を整える働きやダイエット効果などが期待できます。また、体内でゼリー状となって他の食べ物を包み込みながら腸内をゆっくりと進んでいきます。そのため、糖質の吸収を妨げ血糖値の上昇を緩やかにしてくれる嬉しい成分です。

●参考サイト:食物繊維の必要性と健康(e-ヘルスネット:厚生労働省)

もち麦せんべいのカロリー・糖質について

もち麦せんべいのパッケージ(撮影写真)

山盛堂本舗さんの『もち麦せんべい』のカロリーは、100ℊあたり427キロカロリーで、糖質は73.6gグラムです。

岩塚製菓さんの『もち麦とごませんべい』は、100gあたり498キロカロリー、糖質は67.2グラムです。カロリーの値は、ごまが入っている分だけ高めになっています。

カロリーは、たんぱく質・脂質・炭水化物の熱量の合計値です。糖質は炭水化物、塩分は食塩相当量でご確認ください。

栄養成分表示(100gあたり)

山盛堂本舗
もち麦せんべい
岩塚製菓
もち麦とごませんべい
エネルギー427kcal498kcal
たんぱく質7.9g7.7g
脂質11.2g22.2g
炭水化物73.6g67.2g
食塩相当量2.8g0.94g

●参考資料:八訂 食品成分表2021(女子栄養大学出版部)

1日のおやつの目安は、約200キロカロリーとされていますが、ダイエットを意識する場合は、飲み物を除いた場合、40~50g程度が適量になりそうです。

あらかじめ食べる量を取り分けるなどの工夫をすれば、ついつい食べ過ぎてしまったということも防止できるかもしれません。

さいごに

もち麦の効能効果は世界的に知られ、様々な食品やお菓子に利用されています。食物繊維が多く含まれていますが、食べ過ぎてしまうと本末転倒です。量や回数を調節したり、青汁などとペアリングをすることでダイエット効果が期待できるかと思います。

セブンイレブンの『もち麦おこげせん』など、もち麦を使った煎餅が色々ありますので、お好みのひと品を見つけてみるのも楽しいかもしれません。

最後までご覧いただきありがとうございました。当記事が何かの参考になれば幸いです。

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※起源や歴史には諸説があります。写真やイラストはイメージです。

●参考文献:井上直人・倉内伸幸『雑穀・精麦入門』日本食糧新聞社、坂本寧男『雑穀のきた道』NHKブックス
●参考サイト:もち麦とごませんべい 岩塚製菓株式会社(https://www.iwatsukaseika.co.jp/article/osenbei/article44.shtml)