2種類のごませんべいでカロリー・糖質を調査!胡麻の栄養素と効能について

ごませんべい

ごま(胡麻)は、おかき・あられ・せんべいの原材料によく使用されています。

香ばしさが引き立つごまは、醤油との相性も良く人気のお菓子です。

しかし、「ごませんべいのカロリーはどのくらい?」と気になる方も。

そこで、今回は2種類のごませんべいのカロリーを調査してみました!

あわせて胡麻の栄養素と効能効果についてもまとめています。

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ごませんべいのカロリー・糖質について

金吾堂製菓 厚焼きごませんべい:お皿にのせた2枚(撮影写真)
厚焼き ごませんべい

ごませんべいは、1枚あたり83キロカロリーです。糖質は16.1グラム、塩分は0.42グラムです。

こちらは実際に販売されている金吾堂製菓の人気商品『厚焼き ごま』の数値です。1枚あたりの大きさは直径約9センチ、厚みは1センチほどです。

  • カロリー 83kcal
  • 糖質 16.1g
  • 塩分 0.42g

ごませんべいは太るのでは?」と心配になるのは、一般的なせんべいよりも脂質量が多く、カロリーがやや高くなっているためです。

以下の表で醤油せんべいとの脂質量の違いをチェックしてみて下さい。

栄養成分比較表(1枚あたり)

カロリーは、たんぱく質・脂質・炭水化物の熱量の合計値です。糖質は炭水化物、塩分は食塩相当量でご確認ください。

金吾堂さんの『厚焼ごま』と『厚焼しょうゆ』の比較なので、信憑性の高い数値事例となっています。

種類厚焼ごま
せんべい
厚焼醤油
せんべい
カロリー83.0kcal75.0kcal
たんぱく質1.8g1.5g
脂質1.2g0.3g
炭水化物16.1g16.6g
食塩相当量0.42g0.35g
参考商品:厚焼き 胡麻・厚焼き しょうゆ 金吾堂

\ 参考にした商品はこちら /

多胡麻せんべいのカロリーと糖質では?

多胡麻黒胡麻せんべい:4枚(撮影写真)
多胡麻せんべい(写真)

黒胡麻を使ったせんべいで代表的な商品にカネフク製菓さんの『多胡麻(たごま)黒胡麻せんべい』があります。

見た目は真っ黒なおせんべいですが、黒ゴマを50%も配合しているだけあって魅力的です。

まさに “多胡麻” タイプの代表的なお菓子です。

多胡麻せんべいのカロリーは1袋(102gあたり)458キロカロリー、糖質は47.3グラムです。

栄養成分表(102gあたり)

種類1袋
エネルギー458kcal
たんぱく質14.4g
脂質20.7g
炭水化物59.7g
糖質47.3g
食物繊維12.3g
食塩相当量1.3g
参考:栄養成分表より

市販のごませんべいの種類は多く、サイズや厚み、重さは様々です。カロリーをはじめとする栄養成分は商品パッケージに記載されている数値を確認して下さい。

ごまの種類は黒・白・金の3種類

黒ごまと白ごま(イメージ画像)
黒胡麻と白胡麻

ごまの種類は、種皮の色で大きく分けると白ごま黒ごま金ごまに分類されています。

それぞれの主な特徴は下記の通りです。

  • 黒ごま・・・抗酸化成分のアントシアニンを豊富に含む
  • 白ごま・・・セサミンを含む脂質量が多く油に利用されている
  • 金ごま・・・抗酸化成分のフラボノイドが多く香り高い

ビタミンやミネラルのみならず、良質な脂質(油)を豊富に含んでいることから体に優しく、薬膳や料理にも人気の素材として利用されています。

含有量に違いはありますが、栄養成分も栄養価も3種類ともほぼ同じです!

ごまの効能効果について

ごまには特有の抗酸化物質である『ゴマリグナン』を含んでいて、脂質の酸化を防ぐ作用が高いことで有名です。

ゴマリグナンの主な成分はセサミン、セサミノール、セサモリンなど。そのなかで最も多く含まれるセサミンは健康食品やサプリメントにも利用されています。

セサミンは肝機能の改善や強化に効果があり、アルコールの分解にも一役買ってくれるため、ビールやお酒をよく飲む人には特にうれしい成分。

また、脂肪燃焼にも繋がる代謝促進効果があり、ダイエットにも最適な食品として多くの文献で紹介されています。

セサミンは善玉菌を増やしてくれるので腸活にもおすすめ!

脂質(脂肪酸)について

器に入ったごま油(イメージ写真)
ごま油

ごまの約半分が脂質で占められています。あらかじめ焙煎してから、圧搾して抽出されたものが『ごま油』です。

主に必須脂肪酸と呼ばれるリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸で構成されています。

脂肪酸の構成割合(100%あたり)

  • リノール酸 約44%
  • オレイン酸 約40%
  • パルミチン酸 約9%
  • その他 約7%

リノール酸

リノール酸は、多価不飽和脂肪酸(オメガ6)に分類され、体内で合成することができない必須脂肪酸です。コレステロールを減らしてくれるため、動脈硬化などの予防に有効とされています。ただし、摂りすぎは逆効果になってしまうため注意が必要です。

オレイン酸

オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸(オメガ9)に分類され、酸化に強い特性があります。こちらは悪玉コレステロールのみを減らす効果があり生活習慣病の予防にも有効とされています。

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マグネシウムとカルシウムについて

割った胡麻せんべいの断面(撮影写真)
ごませんべい(断面)

ごまに含まれるマグネシウムやカルシウムは、丈夫な骨や歯を作るでけでなく、体全体の機能にも関りのあるミネラルです。

なお、ごまには脂質が多く含まれているのですが、マグネシウムには脂質の代謝を改善する働きがある優れた機能面も持ち合わせています。

マグネシウムとカルシウムの含有量(100gあたり)

  • マグネシウム 360㎎
  • カルシウム 1200㎎

マグネシウムの効能効果

マグネシウムは体内の酵素反応やエネルギー産生をサポートしてくれる栄養素。主に体温の調節、筋肉の収縮、神経の伝達、ホルモンの分泌などです。マグネシウムの約60~65%が骨に存在しています。

カルシウムの効能効果

カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれるだけでなく、体内のさまざまな生理作用で大切な役割を担ってくれています。主に心臓や筋肉の収縮を正常に保つ働きがあります。

また、神経の伝達においてはマグネシウムとともにイライラを緩和してくれる効果があるため、ストレス社会で過ごす私たちは、毎日こまめに摂取しておきたいところです。

カルシウムはオリゴ糖と一緒に摂ると吸収に良いそうです!

さいごに

2種類のごませんべい(撮影写真)
2種類のごませんべい

古代ギリシアの「医学の父」と呼ばれるヒポクラテスも“ 活力の源 ”になる食べ物として胡麻を推奨していました。

胡麻を常食していると血管や細胞の老化を遅らせる作用があることも研究で明らかになっています。

種子のなかには植物ステロールが豊富に含まれていることもあって、血中コレステロールの低減にも効果が期待されています。

胡麻の特性を上手に食生活に取り入れることで、美容やダイエットにも効果を発揮してくれそうです。

おやつに時間に、ごませんべいも取り入れて頂ければ嬉しいばかりです。

最後までご覧いただきありがとうございました。当記事が何かの参考になれば幸いです。

【参考文献】
・並木満夫・福田靖子・田代亨(編)「ゴマの機能と科学」朝倉書店
・伊藤明子「医師がすすめる抗酸化ごま生活」アスコム
・「改訂2版 食用油脂入門」日本食糧新聞社
【参考サイト】

・株式会社金吾堂製菓 https://kingodo.co.jp/
・カネフク製菓株式会社 http://www.kanefukuseika.co.jp/index.html

※栄養成分の効能効果には個人差があります。
※写真やイラストはイメージです。