おかき・あられ・せんべいのカロリーが気になる方へ

おかき・あられ・せんべいの賞味期限(日持ち)はどのくらい?

食品のイメージ画像

家の戸棚にしまっておいたお菓子に気が付いたら賞味期限が過ぎていたという時もあるかと思います。捨てるのはもったいないので、多少過ぎていても食べれるのかな?と思うことも…。

結論としては、賞味期限は美味しく食べることができる期限ですので、多少は過ぎていても食べることができるものがほとんどです。しかし、保存状態や保管場所によっては、品質の劣化が予想より進んでしまっているケースも考えられるため、食べる際は、あくまでも自己責任で判断することになってしまいます。

そこで、食品表示法に基づき、あられ・おかき・せんべいの賞味期限はどのように決められているかなどを踏まえて、賞味期限切れの際の判断の目安や保管方法などを簡単にまとめてみました。

賞味期限と消費期限の設定について

賞味期限(しょうみきげん)とは未開封の状態で、適切な保存方法である場合、品質が保たれ美味しく食べることができるとされる期限です。賞味期限は6日以上日持ちがするものが対象です。

また、おおむね5日より短い商品については消費期限(しょうひきげん)で表されます。「当日中にお召し上がりください。」と明記されていたり、店員さんに伝えられたりするものは消費期限になります。

賞味期限・・・おいしく食べることができる期限
消費期限・・・安全に食べることができる期限

設定方法は、各企業などによって設定基準は異なります。基本的には、科学的かつ合理的な根拠に基づいて行った検査を基準に行います。主な検査方法は、微生物検査や理化学試験、官能検査などです。これらを客観的に判断して品質管理部門などの責任者が設定基準を見出しています。

通常は賞味期限の表記は「年月日」で明記されています。しかし、賞味期限が3ヶ月を超えるものについては、日付の表示を省略することができるため「年と月」だけの商品もあります。

なお、砂糖や食塩、アイスクリーム、ガムなどは、基本的に数年以上にわたって保存ができるため、賞味期限の表示を省略することができます。

賞味期限切れはいつまでなら食べられる?

一番気になるのは、賞味期限がどれくらいまでなら過ぎていても食べることができるのかというケースです。

例えば、120日の賞味期限で設定されている一般的なおかき・あられ・せんべいの場合は、経験値から言って1~2週間程度であれば多少の湿気と風味の落ちがあるかもしれませんが、食べるには問題はないかと思います。(※ぬれタイプの場合は、変質しやすいので例外となります。)

ただし、未開封でかつ適切な保存状態であることが前提です。食べる場合は、これらを考慮して消費者が個別に判断する必要があるということになります。

たいていの場合、そこまで保存方法を意識をして保管していることは少ないかもしれません。そのため、変質が起きている可能性も考えられますので、賞味期限の切れたものを食べることはおすすめしていません。

賞味期限切れの判断材料について

判断材料としては、見た目におい触感が中心になります。まずは、見た目に大きな変化がないかを確認して、嫌なにおいがしていないか、湿ったような感触がないかを確かめます。いつも食べているものであれば、比較的違いには気づきやすいかと思います。

1.見た目(色・艶)を確かめる
2.においを確かめる
3.湿っていないか確かめる

私は仕事で賞味期限の設定などの検査を兼ねて、月に数回程度、賞味期限の切れたものを試食しています。だいたい1~2週間程度過ぎたものを確かめますが、冷暗所で静かに保管していたものは風味の落ちが少なく比較的大丈夫です。

逆に日当たりのよい窓際や暖房がよく効いた部屋に置いていたものなどは、調味料や素材の色素が飛んでしまったり、油の酸化が進んだような臭いを感じることも少なくありません。

おかき・あられ・せんべいは、水分量が少ないためカビなどの発生は比較的少ないのですが、ぬれせんべいタイプや、自分で焼いてたべるような生地タイプの場合は可能性はかなり高くなりますので、注意をするようにしてください。

賞味期限の目安について

あられ・おかき・せんべいの賞味期限の日数の目安を参考までにあげておきます。一般的には、素焼きタイプの場合120日~150日程度。醤油味タイプの場合も120日~150日。サラダ味タイプの場合は90日~120日程度が目安となります。

但し、実際にはもう少し長く設定されていたり、短く設定されているものもあります。

おかき・あられ・せんべいの賞味期限の目安日数

●素焼きタイプ・・・約120~150日
●醤油味タイプ・・・約120~150日
●サラダ味タイプ・・・約90~120日

もともと、あられ・おかき・せんべいは保存食品としての役割も果たしてきた歴史があります。そのため、風味の劣化を極端に気にする必要がなければもう少し長く設定をしても大丈夫な面もあるのですが、国のガイドラインや消費者の品質に対する意識なども考慮されて基本の期限よりも短く設定をされているのが現状です。

なお、ぬれタイプの場合は、ケースバイケースでだいぶんと賞味期限の日数が違ってきます。7日程度のものもあれば120日程度もつものもあります。また、焼きたてをその場でたれに浸けてくれるお店などは、約1分という場合もあります。ぜひ、購入されるお店でご主人や店員さんに確認するようにしてください。



正しい保存方法で保管する

まずは購入してから、商品パッケージなどに記載されている保存方法を読んで正しく保管をしてください。基本的には「直射日光や高温多湿の場所を避けて保存してください。」などと書かれています。

保存方法が良くなければ、賞味期限にかかわらず品質劣化が思いのほか進んでしまう可能性が高くなります。あられ・おかき・せんべいで例えるならば、素焼きの場合は湿っていないかの問題。醤油味の場合は、調味料の劣化の問題。サラダ味の場合は、油の酸化の問題などがあげられます。

◆特に注意する点

素焼き・・・湿気に注意してください。
醤油味・・・調味料の劣化に注意してください。
サラダ味・・・油の酸化に注意してください。

キッチンやダイニング、食器棚、パントリーなど、各家庭によって場所は異なるかと思いますが、食品は出来るだけ涼しく湿気の少ない最適な場所を選んで保管していただけると、廃棄ロスの機会を減らすことにも繋がります。

賞味期限の表示場所について

賞味期限の場所は、食品表示法に基づいて原材料名や内容量などの項目と一緒に枠内に記載されている場合もあれば、枠外に別途記載されている場合もあります。

枠外の場合は、「枠外上部に記載」や「表面の下部に記載」などと場所を具体的に示すように法律で決まっています。

注意したいのが、封を切るあたりの場所に記載されていた場合、その部分を気づかずに捨ててしまってわからなくなることがあります。そのため、開封する前に賞味期限の位置を先に確認をしておくことをおすすめします。

開封後は、出来るだけ早く食べる

近年は、袋や容器などの包装資材や乾燥剤・脱酸素剤などの性能が向上しているため、未開封の状態でかつ正しい保存方法であればしっかりと風味が保たれます。

あられ・おかき・せんべいはもともと日持ちがよいお菓子ですが、開封後に保管をする際には、出来るだけ空気に触れないようにしっかりと口を閉めて、なるべく湿気の少ない冷暗所などに保管することが大切です。もし、開封後に長期の保管が必要な場合は、より密封度の高いタッパーやチャック付きの袋などを使って保管するようにしてください。

また、保管していることを忘れないようにカレンダーなどにメモや印などをつけて、なるべく美味しい間に食べるように心掛けていただければと思います。

なお、おかき・あられを30g~50g程度なら下記のような密封容器でも収まります。普段は、砂糖や塩などの保存に使うものですので、湿気を寄せ付けないようにもなっています。写真は、海苔巻おかきを入れた際のものです。海苔巻おかき(個包装)を10枚(約50ℊ)と乾燥剤が入っています。

密封容器に入ったおかきの画像

湿気対策と湿気を減らしてあげる方法

あられ・おかき・せんべいは湿気をとてもきらいます。保管状態が長くなれば、その分湿気を吸ってしまいます。そのため、同封されている乾燥剤などは捨てずに一緒に保管することが必要です。

食感や風味を自然に保つために、あえて乾燥剤を封入していないものもなかにはあります。そのため、開封後に保管することが多い場合は、手軽に購入できる市販の乾燥剤を家に置いておくことをおすすめします。

それでも湿気ってしまった場合は、レンジやトースターなどを利用するのもひとつの方法です。湿気を飛ばしてあげるのが目的ですが、ほどよい温度でパリっとした食感を生き返らす目的もあります。あまり長くすると、お餅のように焦げてしまいますので、様子を伺いながら温めるようにしてください。

ただし、一部の化学調味料やシーズニングパウダーなどを使っているものにおいては場合によっては逆効果になる場合もありますのでご注意ください。

さいごに

最近は、食品ロスの問題もあって賞味期限に対する意識も変わりつつあります。本来であれば十分に食べることができるものを廃棄したりすることは環境問題の観点からも、もっとしっかりと考えていくことが大切だと思います。

各々が適切に管理を行い、最適な保存方法を守り、美味しく楽しく食べていただけることが、製造や販売に関わる人の願いであると思います。

私も保管方法や賞味期限などに気を付けていますが、たくさんあり過ぎるとそれも難しくなります。食べる頻度などを考えて、自分にあった必要な分だけを購入するのが一番良い方法なのかもしれません。

賞味期限は美味しさの目安となるものですが、できるだけお早めに召し上がっていただければと思います。

最後までご一読いただきありがとうございました。当記事が何かの参考になれば幸いです。

※写真やイラストはイメージです。