おかき・あられのカロリーは、100gあたり約380キロカロリーです。
今回は「おかき・あられを食べると太るの?」
といった気になる点も踏まえて栄養成分表示の数値で比較してみました。
私も仕事柄、カロリーなどの栄養成分表を目安に1日の摂取量を調節しています。
太る要因のひとつは、1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ること!
おかき・あられ・せんべいを毎日食べても太らない理由|ダイエット実践方法
おかき・あられは太る?
やはり、「おかき・あられを食べると太るのでは?!」と不安に思われるかもしれませんが、
太ってしまうのは体質にもよりますが “ 食べ過ぎ ” と “ 運動不足 ” が考えられます。
食べ過ぎの目安とは、1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうこと。
太る原因 :
摂取カロリー > 消費カロリー
性別や年齢、生活レベルによっては個人差はありますが、おやつは200キロカロリーが一般的な目安とされています。
1日に「食事のカロリー」と「おやつのカロリー」の合計を意識してみるもの良いかもしれません。
なぜ?間食のお菓子は200キロカロリーが目安?|おやつの意味と役割
おかき・あられのカロリー
カロリーの数値は、三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)のエネルギー(熱量)の合計値で表されています。
おかき・あられは、お米が主原料なので全体の約7~8割が炭水化物(糖質)。
主成分は「澱粉(でんぷん)」で私たちの大切なエネルギー源です。
おかき・あられ・せんべいの糖質が気になる方へ|糖質と糖類の違い
栄養成分表示(100gあたり)
- おかき・あられは、100gあたり381キロカロリー。
項目 | おかき あられ |
---|---|
エネルギー | 381kcal |
たんぱく質 | 7.9g |
脂質 | 1.4g |
炭水化物 | 84.2g |
食塩相当量 | 1.7g |
気になるのは揚げ系?焼き系?
関東系のおかき・あられは油で揚げるタイプが主流ですが、関西系のおかき・あられは、基本的には油で揚げていないスタイルのため脂質の量が少ないのが特徴。
- 関東:揚げ餅が主流(揚げおかき・揚げあられ)
- 関西:焼き餅が主流(おかき・あられ)
おかき・あられは、地域によって歴史や文化に違いがあるため、厳密には原材料や製法、大きさ、形、味付けによって呼び名も変わることがあります。
そのため、カロリーが気になる場合は、「揚げ系」か「焼き系」かを見分けてチョイスして頂ければと思います。
揚げタイプと焼きタイプでは、カロリーの数値は異なってきます。
3種類の味付けでカロリーを比較
カロリーの数値は、原材料や調味料が変わると違ってきます。
次は人気の『黒豆おかき』の味付け(3種類)で比べてみました。
素焼きとは、焼き上げた後に調味料で味付けをしていないタイプを言います。
栄養成分比較表(100gあたり)
項目 | 素焼き | 醤油味 | サラダ味 |
---|---|---|---|
エネルギー | 389kcal | 416kcal | 422kcal |
たんぱく質 | 9.8g | 10.9g | 10.5g |
脂質 | 1.9g | 9.6g | 8.7g |
炭水化物 | 83.2g | 71.4g | 75.5g |
食塩相当量 | 1.22g | 2.15g | 1.98g |
結果は、下記の順番。
サラダ味 > 醤油味 > 素焼き
醤油やサラダ油に含まれる熱量が加わっているため素焼きよりも高くなっています。
カロリーの差は、脂質量の割合の違いが主な理由!
すべてがこのパターンにあてはまるとは限りませんが、なんとなくイメージをつかんでいただければと思います。
実際にはパッケージに記載されている栄養成分表示で確認にするようにしてみてください。
さいごに
おかき・あられは、昔は貴重な保存食でした。
現代では「おやつ」という位置づけですが、素材や味付けを上手に選んで食べることで有意義なティータイムを過ごしていただけると思います。
栄養素の働きや役割は違うため、栄養バランスの良い組み合わせがダイエットや健康維持にも繋がります。
お菓子は、いつまでも心に癒しを体には豊かな栄養素を与えてくれるものであってほしいものです。
※写真やイラストはイメージです。